E.B.背面サイドE.B.3重とび(EB.Sb.EB.)

E.B.背面サイドE.B.3重とび(EB.Sb.EB.)

前後交差(E.B.)から背面サイドスイング(Sb)を介して、
再び前後交差(E.B.)を行う技。
これらを1跳躍の間で行うので、3重とび系の技になる。
「EB.Sb.O.」や「EB.Sb.C.」 で見てきたように、
最初の前後交差 (E.B.)の後の背面サイドスイング(Sb)は、
前後にしている腕に関連した片側一方でしか振ることができない。
なのでこの技のポイントは最後(3番目)の前後交差(E.B.)にある。
最初の映像では、
最初と最後の前後交差(E.B.)は同じ腕の交差。
2番目の映像では、
最初と最後の前後交差(E.B.)は逆の腕に入れ替えている。
これら2つは、もう別の技って言ってしまいたいくらい難度が違う。
前後交差(E.B.)を同じ腕で行う方は簡単。
前後交差(E.B.)した前側の腕を横に開いて背面サイドスイング(Sb)をし、
その腕をまた(前後交差(E.B.)の前側の腕の位置に)戻すだけ。
前後交差(E.B.)の腕を入れ替えるほうは、
その腕を入れ替える動きの分難しい。
前後交差(E.B.)腕を入れ替える(逆側にする)には、
前後交差(E.B.)した前側の腕を横に開くまでは同じだが、
背面サイドスイング(Sb)をした腕を後ろ側に持っていきつつ、
もともと後ろ側にある腕を前側へと一気に持ってきて、
前後交差(E.B.)の形を作って跳ぶ。
「EB.S.EB.」での逆入れでは、
前後交差(E.B.)後のサイドスイング(S)で、
すでに逆位置での前側の腕の状態に持っていけているので、
最後の前後交差(E.B.)は残り半分の腕、という感じだが、
「EB.Sb.EB.」での逆入れは、
背面サイドスイング(Sb)である分、
後ろ側の腕は残しておかなければならないので、
そこから最後の前後交差(E.B.)に技をつなげていく分、
さらに難しい技となっている(と感じる)。
勢いよく、そしてすばやく技をつないでいかないと、
着地までに間に合わなくなってしまう。

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